わかったような、わからないような。

作品集: 最新 投稿日時: 2010/03/20 23:55:59 更新日時: 2010/03/20 23:55:59 評価: 11/11 POINT: 66 SPPOINT: 53 Rate: 1.52
 君は天才だ。そんな君の視線は普通とは少しずれたところに向けられていて、しかもあまりに真っ直ぐ過ぎる。
 だからこそ、周りからは君の笑顔はどこか斜に構えているように見えてしまう。いつも本気で物事に取り組んでいないように見えてしまう。
 調子が良くて狡猾、それが君に与えられた世間の評価だ。




 君の姿を始めて見たのは宴会の席でのことで、そのとき君はひどく機嫌を損ねていた。
 酒の入った聴衆たちの前で、君は二人の姉とともに演奏を行った。生き生きと音楽を作り出す姉たちとは対照的に、君は見るからに気乗りしない様子だ。その表情には明らかな不快の色が浮かんでいて、曲の合間には小さく溜息をついてさえいた。

 やがて、曲の途中で君の手は止まってしまった。演奏を中断し、心配そうに近づいてくる二人の姉に対して、君は場を取り繕うような笑顔を浮かべた。
 そんな表情は君に相応しくない。そのときはまだ君のことをよく知りもしなかったけれど、私は確かにそう思った。
 君は姉たちといくつか言葉を交わし、それから聴衆を見回した。
 曲が途切れてしまったというのに、不満の声は上がっていなかった。そのときの君たちの演奏は宴会の余興にすぎず、最初から真剣に音楽を聴いていた者などいなかった。彼らは酒とその場の空気を楽しんでいただけだった。
 その喧騒をぼんやりと見つめる君の表情は、まるで自分とは異なる世界を眺めているかのように冷ややかだ。

 君はふいに私の視線に気付いた。君の客観性を有した眼差しに、私は自分の立ち位置を恥じた。そんな心中を知ってか知らずか、君はしばらく私を見つめた後、ふっと薄く笑った。
 期待と失望を混ぜ合わせたような複雑な笑顔。それから何度も目にすることになる君のお得意の表情を、私はそのとき初めて見た。
 君は姉に声を掛け、演奏を再開した。そこからは、君は一転して笑顔で音を奏でていた。
 そうして作り出される音楽はテンポの良いものが多く、聴衆たちはそれを喜んで受け入れていた。けれど、その演奏は先程よりも全体のまとまりを欠いているように私には思えた。
 不思議に思って君の姿を凝視していた私は、その口元が皮肉っぽく歪んでいるのを認めた。あの場でそれに気付くことが出来たのは、きっと私だけだっただろう。
 その発見によって、私はそのとき君が喜びではなく怒りを感じていたことを知った。
 君は自己を表現していたのではなく、積極的に放棄していた。だからこそ、君は笑うしかなかった。
 笑顔の意味に気付いてしまうと、もうそこに立っていることは出来なかった。私はすぐさまその場から立ち去ったが、君の痛ましい表情は私の中に曖昧な影を残した。




 森の中の少し開けた場所に、君は一人で立っていた。君は音を奏でていた。
 それは宴会から数日後の、正午を少し過ぎた頃のことだ。私は霧の湖近辺を飛行中にペンデュラムの反応を感じ取り、それに疑問を抱きつつも地上に下降した。そして、その光景を目撃した。
 私は邪魔にならないよう、君から少し距離を置いた場所にそっと降り立った。
 君はもちろん私の存在に気付いたはずだが、それを意に介した様子もなく演奏を続けた。
 私はキーボードを叩く君の姿を見た。君の奏でる音を聴いた。君の表情は恍惚としていた。君の音楽は不可解だった。
 私の見守る前で、君はますます演奏に没頭していった。既に私の理解の範疇を大きく超えた音楽を奏でながら、君は笑みを浮かべた。それは、この前の皮肉を帯びた笑みなどとは全く異なる、心からの笑顔だった。

 その瞬間、私は探求欲の芽生えを感じた。あの痛ましい笑顔を見て以来、私の心の中にわだかまっていた漠然とした感情が、君の満面の笑みによって輪郭を獲得した。 私は君のことを理解したいと思った。君が何を見て、何を感じ、何を表現し、何に心から笑うのかを知りたいと願った。君の視線の先に、確かなきらめきを感じ取った。
 それは私の性分だ。ダウザーとして、ネズミとして。あるいはもっと単純に、生物としての。ダウザーだから宝を探すのではない、探してしまうのが私。そして私は、それらを空に求めない。台所の隙間にこそ、それらを求める。
 すぐ死ぬネズミの何が悪い。美しいものは、ただ美しいのだ。

 じっと見つめているうちに、演奏は終わった。
 君は満足そうに深く息を吐き、その視線を私に向けた。

「どうだった?」

 感想を求める君の瞳は、隠し切れないかすかな期待を孕んでいた。
 その無邪気さが、私の返答を誤らせた。

「素晴らしかったよ」

 教本通りの模範的な回答。あまりにも当たり障りのない賞賛の言葉。
 君の瞳から、さっと熱が引いた。

「嘘つき。本当は何も感じなかったくせに」

 君の言う通りだった。
 素人の私にも君の演奏技術が並外れたものであることは容易に理解が出来た。だが、不思議と感情を乱されることはなかった。私の心は自分でも驚くほどに落ち着いていた。

「私の音は姉さんたちとは違う。気分が落ち込むことも、高揚することもない。毒にも薬にもならない音楽だよ」

 聴く者の感情に影響を与えないという意味では、それは正しい。確かに君の奏でる音楽は、毒にも薬にもならない。
 当たり前のことではあるけれど、君は私よりもはるかに自分の音楽について熟知していた。

「すまない。無神経だった」

 君はつまらなそうに私を見つめた。少しだけ、何かを考えていた。

「くだらないことを気にするんだね、貴方も」
「くだらないこと?」
「そうだよ。まるで人間みたい」

 ふん、と君は笑い飛ばした。くだらなさの内容を説明するつもりはないようだった。
 考えてみれば、それも当然だ。くだらなさの内容を説明するほどくだらないことはない。
 仕方なく、私は他の言葉を探した。

「君の奏でる音はお姉さんたちとは違うということだけど、では、君はいったい何を奏でているんだい」
「そんなこともわからないの?」

 嫌味ではなく、純粋に君は驚いた。まさに、そんなこともわからないのかという顔で。
 あの複雑な笑顔を除いて、君の表情はとてもわかりやすい。難解な君の音楽とは対照的だ。

 その不統一性こそが君の抱える問題をよりややこしいものにしているのだろうけれど、もしかしたら君はそれが問題であることにすら気付いていないのかもしれない。それを哀れだと言ってしまうのは簡単だが、もちろんそんなに単純なことではない。
 そんなことを考えながら、きっとこれも君にとってはくだらないことにすぎないのだろうなと思った。

「姉さんたちが表現するのは、感情の起伏。私が表現するのは、それ以外」
「それ以外っていうのは、何のことかな」
「何言ってるの? それ以外っていうのは、それ以外のことじゃん。それ以外じゃない何かじゃないってことだよ」
「すまないが、もう少しわかりやすく説明してくれないか」

 私が言うと、君は手を顎にあててわかりやすく悩み出した。

「んー、充分わかりやすいと思うんだけどなあ。なんて言うかさ、そもそも私は感情っていうのがそんなに重要なものだと思わないんだ」
「君は音楽に感動を求めていないのかい」
「それは違くてー。貴方たちは感情の変化を一番に求めて、それを与えてくれる音楽こそが素晴らしいものだって思ってるでしょ。悲しい音楽には涙を流して、楽しい音楽には笑顔を浮かべて。でも、私はそういうのって、ただ表面がざわざわするだけだと思っちゃうんだ。本当に素晴らしい音楽っていうのはさ、ここに来るんだよ」

 君は自分の胸に手をやって、

「ここのすごく深いところがね、ほんの少しだけ、じわってするんだ」

 愛おしむように言った。

「君は、それを表現しようとしているのかい」
「うーん。まあ、そういうことになるのかな、多分。よくわかんないけど」

 わからないのはこっちだ。しっかりして欲しい。

「難解だね、君の言葉は」
「だから、そうじゃなくてー。本当はすごく簡単なことなのに、貴方が難しく考えすぎなんだと思うけどな」

 君にとってはそうかもしれない。でも、私にとってはそうではないということに、君は気付かない。気付けない。
 どうすればそれをわかってもらえるのだろうかと考えていると、君は何かを思いついたかのような表情を浮かべた。

「そういえば、貴方は探し物が得意だって聞いたことあるんだけど」
「ああ、そうだよ」
「じゃあさ、こういうのはどうかな」
「何だい」

 君は、にこりと微笑んだ。その視線は真っ直ぐだ。

「貴方に、音を探してもらうの」
「音だって?」
「うん。私が奏でるのは、幻想の音。世界から失われてしまった音。もし、それを見つけることが出来たら、貴方にも私が言ってることがわかるんじゃないかと思ってさ」

 私は君の顔をまじまじと見つめた。君は本気でそれが良い考えだと思っているようだった。
 それで私は、君が本当に何もわかっていないということを理解した。

「それは、難しいと思うよ」
「どうして」
「だって、それは逆じゃないか。君の感じているものがわからなければ、君の求めている音を見つけることなんて出来やしないよ」
「そうかなー。頑張れば何とかなると思うけど」

 何ともならない。努力でどうにかなる問題ではないのだ。
 君は何処までも無邪気で、無慈悲だ。
 とはいえ、私の探究心が刺激されたのも事実だった。君の視線の先にあるものを、私は知りたかった。

「わかったよ。やるだけやってみよう。ただ、あまり期待はしないでくれ」
「うん、わかってるよ」

 頷く君の表情は、どこか寂しげに見えた。




 音を探すとは言ったものの、そのためにはやはり君の見ている世界を知る必要があると思った。私は君を観察し、その理解に努めた。
 君は騒がしさとともにある。宴会の場には、たいてい君の姿があった。
 宴会で演奏しているときの君は、最初に会ったときのように基本的に不機嫌だ。君は怒って投げやりになっているか、呆れて笑っているのがほとんどだ。
 だが、どんなときでも君は音を奏でていた。
 そんな君の姿に高潔さを感じることもあれば、絶望感を覚えることもあった。それは、私の感傷性によって変化した。どちらが多かったのかは言うまでもない。


 ひどく感傷的な気分のとき、君に聞いたことがある。

「どうして演奏をするんだい」
「変なこと聞くんだね」

 君は不思議そうな顔をした。

「そうかな」
「そうだよ。だって、私は騒霊なんだよ。騒霊っていうのは、騒がしい霊じゃなくて、騒がしさの霊。つまり、音こそが私の命なんだから、演奏するのに理由なんて要らないでしょ」
「それは、たしかにそうかもしれないね」

 君の言い分はわかった。だけど、だとしたら君の音楽が他人に理解されないというのはあんまりではないだろうか。
 そんな思いを抱きながらも、私はそれを口にはしなかった。もし言えば、君は私の感傷性を無自覚に笑うだろうから。
 君が欲しているのは、同情ではない。


 だから最初は、君が欲しているのは理解だと思っていた。けれど、どうやらそれも違ったようだ。
 君は音楽を分析されることを嫌った。そういった感想を伝えると、君はそれを鼻で笑った。

「どうしてそんなに、何でもかんでも言葉で説明しようとするの?」
「その方がわかりやすいだろう」
「ふーん、めんどくさいことが好きなんだね」
「めんどくさい?」
「そうだよ。感じたことを、そのまま受け取ればいいだけなのに」

 私にはそれが出来ない。だからこそ、知識を構造化する必要があるのだ。
 あるいは君は、そういった形式化自体が嫌いなのかもしれなかった。言語化することによって失われてしまうものがあることを、君は許せなかったのかもしれない。


 では、君が欲しているものは何なのかといえば、それはきっと共感なのではないだろうか。
 気付いていないかもしれないが、君は自分が見ているものを他者に伝え、同じ感動を共有したいと思っている。
 だからこそ、相手がそれを感じないことに対して君は苛立ち、呆れる。どうしてこんな簡単なこともわからないのかと君は不思議に思う。こんなに素晴らしいものが存在するのに、なぜそんな空疎なものばかりを選ぶのかが、君にはどうしてもわからない。
 君は他者を理解できず、他者は君を誤解する。君は一人だ。


 めずらしく、君が落ち込んでいるときがあった。

「音は見つかった?」
「いや、まだ見つからないんだ」
「見つかりそう?」
「どうだろう、わからない」
「私から言っておいてなんなんだけどさ、きっと無理だよ」
「どうして?」
「だって、私はそもそも見つけようと思ったことがないもん」

 そんなときでも、君は笑った。


 君はわかっていない者が嫌いだけど、わかっていないのにわかった気になっている者はそれ以上に大嫌いだ。
 その日、君は今まで見た中で最も演奏の調子が悪く、そのために最も不機嫌だった。音をまとめ上げる役割の君が不調のため、君たちの音楽は破綻した。君は自分自身の不出来に憤り、強い屈辱感に耐えていた。

 そんな中、曲の合間に拍手をする者がいた。周りの者も、それにつられておざなりな拍手をぱちぱちと重ねる。
 君は表情を失った。そして、次の瞬間には激昂し、最初に拍手をした妖怪に対して掴み掛かった。
 だが、君は弱い。
 周囲の者が仲裁に入り、スペルカード戦を行ったうえで、君は敗北した。その結果によって、それを見ていた者たちは君が間違っていたのだと判断した。

 ぼろぼろの格好で、君は涙を堪えている。

「何もわかってないくせに」

 言葉を吐き捨てた君の、擦り切れた頬が痛そうだった。


 それ以来、宴会から君の姿が失われた。君の姉たちは変わらず参加していて、それぞれソロで演奏を行っていた。
 君はどうしたのかと私は聞いた。すると、君の姉は憂鬱そうな表情を浮かべた。あの子のことは、私たちでもちょっとわからないの。

 わからない。絶望的な言葉だ。
 共に暮らし、共に演奏を行う者でさえ、君のことはちょっとわからないというのだから、私にはもっとわからない。

 君は何を見ているのだろうか。
 君は何を感じているのだろうか。
 君は何を表現しようとしているのだろうか。
 君は何に心から笑うのだろうか。

 わからない。
 君が共感したいと思っているものを、私たちは分かち合うことが出来ない。私と君は異なりすぎている。私から君に出来ることはない。
 だがそれでも、私はそのとき君に会いたいと思った。
 理由はわからない。もしかしたら、そこには最初から理由など存在しないのかもしれない。もし仮にあったとしても、きっと君にとってはそれもくだらないことにすぎないのだろう。

 ただ君に会いたい。
 いま、君は何処にいるのだろうか。




 いま、森の中の少し開けた場所に、君は一人で座っている。君は何もしていないように見える。
 君の姉と話をした翌日、私は君と以前出会った場所に向かった。そして、その光景を目撃した。
 私は君から少し距離を置いた場所に降り立った。その距離は、あの日から少しも変わっていない。

 何をしているのかと私は聞いた。
 君はゆっくりと私に視線を合わせ、口元をわずかに引き上げて皮肉った笑みを作る。

「生きてるんだよ」

 生きている。その通りだ。いま君はとても疲れていて、お得意の斜に構えた笑顔だってどこか決まらない。
 それでも、君は生きている。

「弾かないのかい」
「弾かないよ」
「音は君の命だと言っていたのに」
「命だからこそ、弾きたくなくなるときだってあるんだよ。貴方は、本当に何もわからないんだね」
「そうさ、お互い様だろう」

 そう、お互い様だ。
 君はようやく、私が何もわからないということをわかったくらいなんだから。

「音は見つかったの?」
「いや、見つからなかったよ」
「やっぱりね」

 君は軽く溜息をついた。それは君が何度も繰り返した溜息だ。そんなことにばかり、君は慣れてしまう。

 きっと、君のことを本当に理解できる者はいない。君と本当の意味で共感できる者はいない。多くの者にとって、君の音楽は毒にも薬にもならない。
 だが、それでも君は音を奏でなければいけない。その理由は君が自分で言っていた。それは、君が生きているからだ。

 君はいま思い悩み、俯いている。私はそれを見つめている。
 本当のことを言えば、実は私は君の欲しがっている言葉をわかっているような気がしている。だが同時に、それが正しかろうと間違っていようと、言葉にしてしまったら君は必ず否定するということもわかっている。
 だから私は沈黙し、ただ君を見守っている。

 君が何を見ているのか、私にはわからない。
 君が何を感じているのか、私にはわからない。
 君が何を表現しようとしているのか、私にはわからない。
 君が何に心から笑うのか、私にはわからない。

 私から君に伝えられる言葉はない。手を伸ばしても君には届かない。君はそこにいて、私はここにいる。お互いに一人だ。通じ合えるものはない。
 けれど、君についてわかっていることがある。それは、君が他者の共感を欲してはいるけれど、それを必要とはしていないということだ。

 だからこそ、君は強い。
 長い時間を必要とはしたけれど、私の見ている前で、いま君はゆっくりと立ち上がる。
 誰からの同情も、理解も、共感さえも必要とせずに、君は一人でそこに立つ。

 君はどこか恥ずかしがっているような、気まずいような視線を私に向ける。

「弾くんだろう」

 含みを持たせた笑顔で私が言うと、君はやっぱりいつもの複雑な笑みを浮かべる。
 そして、君は力強く弾き始める。自分の音楽を。

 一つだけ、間違っていたことを認めるよ。
 お互いを理解し合うことは不可能だとしても、伝わるものはあるのかもしれない。

 私にそう思わせたのは、他でもない、そこに一人で立ち、演奏を続ける君の姿だ。
 いま、君の視線はここではない何処かへと向けられている。その視線の先にあるきらめきを、私は見ることが出来ない。
 けれど、ここに居る私だからこそ見えるものもある。
 君はあまりにも遠くを見ているから、それに気付いていないかもしれない。それとも、君にとっては、それもまたくだらないことにすぎないのかもしれない。
 もし、これを伝えたら君はどんな反応をするだろう。怒るだろうか、呆れるだろうか。少しだけ想像してみた君の表情は、やはり笑顔だった。だけど、実際にはどうかわからない。そして私は、その答えを知りたいとは思わない。

 いま抱いている思いを確かめるように、私は改めてここから君を見つめる。
 君はそこに一人で立っている。君は音を奏でている。

 美しい。
 それだけだ。
お読みくださり、ありがとうございました。
ぱじゃま紳士
http://pajamasgentleman.blog45.fc2.com/
作品情報
作品集:
最新
投稿日時:
2010/03/20 23:55:59
更新日時:
2010/03/20 23:55:59
評価:
11/11
POINT:
66
SPPOINT:
53
Rate:
1.52
1. 通常ポイント8点 お題ポイント4 ■2010/03/21 06:19:04
幻想の音を奏でる彼女の自己同一性は、他の二人とはやっぱり違う位置にあるんだろうなぁ。
うん、自分でも何言ってるかわからないけど、地味地味言ってたのを改めようと思いました。
いずれメインになれるといいが、メインになった時点でそれは何か違うような気がする。
うん、やっぱり何言ってるかわからん。とりあえず、良いSSでした。
2. 通常ポイント4点 お題ポイント4 じろー ■2010/03/26 15:06:27
ナズの語りによって進められる構成でしたが、その分話の盛り上がりが難しいような気がしました。
話じたいがダウナー印象を受けたので、そこまで高ぶることはないと思いますが、少し平坦かなと思いました。
心情の吐露をする場面がありましたが、そこに至るまでの道程がもう少し欲しかった気がします。
文字制限にはまだ余裕がありそうなので、そこに至るまでの描写をもっと描き込めれば、ナズの心情に感情移入ができると思います。
遠く、あるいは近くで見ているナズでしたが、もっとリリカに触れていってほしかったかな、と感じました。
観察だけではなく、実践してみて、そこから感じ取ったこともあったと思います。ナズとリリカだけの世界でしたが、その他のキャラも活かし、ナズの気持ちを描写してみれば、アクセントの利いたまた違った作品になると思いました。
3. 通常ポイント5点 お題ポイント6 ワタシ ■2010/03/28 02:30:05
お題ありきの組み合わせな感じもしますが、珍しい組み合わせとしてありですね。
もっと掘り下げられそうという意味で面白そうです。
4. 通常ポイント4点 お題ポイント4 ぶるり ■2010/04/01 18:04:16
 文章に魅せられました。
 ですが、どうも少し話が上滑りしているようで、引き込まれない。
 綺麗な文章のせいで、逆に話に明瞭さが感じられないような気も。
 まさに、わかったような、わからないような。

 お題について。
 音は中々、後の二つは語句を使っただけという印象です。
5. 通常ポイント4点 お題ポイント3 八重結界 ■2010/04/02 17:16:57
タイトルそのままの印象でした。なんというか、不思議な感じです。
6. 通常ポイント5点 お題ポイント4 静かな部屋 ■2010/04/02 21:03:37
【内容のこと】
 この何も始まらないし、何も終わらない展開は、正に幻想郷らしい、と。思いました。
地の文が淡々としていて、それでいてナズの苦悩?悩み?が伝わってくるような。

たまに素直になるリリカかわいい
【お題のこと】
非常にオードソックスな使い方だと。いい意味で無難
7. 通常ポイント7点 お題ポイント5 飛び入り魚 ■2010/04/02 21:35:34
 このSS自体も、高く感情が揺れ動くことはないものの、不思議と好きになれるものでした。
 淡々と描きながらも、リリカという本質を探求する姿が素敵です。
8. 通常ポイント8点 お題ポイント5 時計屋 ■2010/04/02 23:10:28
うーむ、このSSを読んだら、なんだか感想を付けづらくなってしまった。
そのぐらい、読んでいて胸を打たれる思いがしたSSでした。
9. 通常ポイント4点 お題ポイント5 K.M ■2010/04/02 23:16:06
まさしくタイトルの通り。煙に巻かれたような気がします。
10. 通常ポイント9点 お題ポイント8 Ministery ■2010/04/02 23:34:48
美しい。
本当に、言葉が、情景が、美しい。
11. 通常ポイント8点 お題ポイント5 文鎮 ■2010/04/02 23:51:30
かつて演奏終了後に観客に向けて「豚に真珠だ!」と言い放った人がいたそうですが……音楽家とは難しく変な人が多いようですね。
なんにせよ、リリカには笑って音を奏でてもらいたいものです。
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